睡眠障害の原因・治療法

夜驚症の原因を知って、子どもを適切にケアする7つの方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
夜驚症の原因を知って、子どもを適切にケアする7つの方法

夜驚症の原因を知って、子どもを適切にケアする7つの方法

夜驚症は子どもの睡眠障害のひとつであり、心の病気ではありません。入眠後1時間ぐらいすると、突然泣き叫んだり歩きまわったりするのが主な症状ですが、たいていの場合10分程度でおさまります。症状が出ているときに話しかけても反応はなく、しかも翌日記憶が残っていないというのが特徴です。子どもの3~5パーセントが発症し、時期的には2、3歳から小学生ぐらいが多いです。てんかんなど、他の病気の症状として現れている場合もあるので、場合によっては治療が必要です。一般的には2、3年すると症状が自然消滅していきますので、治療の必要はありません。

けれども、治るまでは本人も家族もその症状につきあっていかなければなりませんので、「うちの子は大丈夫?」と心配になってしまいますよね。子どもが夜驚症にかかってしまった場合、どんな対処をしたらいいのか、適切なケアの方法をお伝えします。

 

 

夜驚症の原因を知って、子どもを適切にケアする7つの方法

 

無理に行動をとめない


症状は何時間も続くわけではないので、基本的に「見守る」というスタンスを貫きます。ただ、本人としては無意識にとっている行動です。ときには危険を伴う行動を起こしてしまうこともあるでしょう。親が目覚める前に行動をはじめるかもしれませんので、安全対策はしっかりしてあげる必要があります。ベッドから突然起きあがって激しく暴れまわるような場合、ベッドの下にマットを敷くなどして、落ちても怪我をしないような措置をしてあげましょう。

 

生活のリズムを整える


特に睡眠リズムは大事です。朝は7時までに起きて、就寝は21時を基本に、睡眠のリズムを整えてあげましょう。寝不足や夜更かしは、交換神経と副交感神経に乱れが生じて自律神経のバランスを崩してしまうので禁物です。

レジャーで遠出をして疲れたときなどは、睡眠時間を増やすようにすると良いでしょう。また、昼間の過ごし方も重要です。できるだけ遊ばせるようにして、適度の疲労感を体に与えるようにすれば、睡眠の質も良くなります。なお、ゴールデンウイークや夏休み、冬休みなど、長期の休みのときにも生活リズムが乱れないように注意しましょう。

 

睡眠の環境を整える


入眠前はリラックス状態にもっていけるように心がけます。

テレビやゲームは脳を興奮させてしまうので、就寝2時間前までにとどめます。夜驚症にかかる子どもは心がとても繊細です。ちょっとしたことでも不安や緊張を覚えてしまいやすいため、安心して眠れる環境をつくってあげることが大切です。親が寄り添うことで、子どもは安心感を覚えて眠りにつくことができます。寝つくまでの間、子どもに添い寝しながら頭をなでてあげたり、手を握ってあげるなど、自分の子どもにとって安心感が得られやすい方法を見つけてあげましょう。

なお、質の良い睡眠を得るためには体温調節も重要です。室内の温度とともに、寝具の調整にも配慮しましょう。

 

 

コミュニケーションを大切にする


昼間に起こった出来事に対して、恐怖心や緊張感が抜けきれず、うまく寝つけないという場合も考えられますので、極力子どもの声に耳を傾けてあげましょう。日頃、幼稚園や学校で困っていることはないか、友だち関係に問題を抱えていないかなど、親身になって話を聞いてあげることが大事です。

また、休みの日などに、普段はあまり行かない大きな公園に行って、アスレチックやボール遊びをしてあげるなども効果的です。意識的に会話の時間を増やすなど工夫して、コミュニケーション不足に陥らないよう心がけましょう。

 

叱り方に気をつける


大声をあげて怒ってしまったり、感情的に叱りつけたりすると、子どもはそれだけで委縮してしまい、恐怖感を覚えるだけです。また、理由もいわずだしぬけに怒鳴りつける、人前で怒るなどは子どもの自尊心を傷つけてしまいます。親にとってはしつけのつもりで発した言葉でも、それがあまりにも暴力的だったりすれば、子どもにとってはひどい打撃です。

子どもを積極的に叱りたいと思う親はいないと思いますが、教育のためにそうせざるを得ない場合も少なくありません。けれども、言葉はときとして凶器にもなり得ます。子ともに対しては特に注意が必要です。子どもの存在価値を全否定するような叱り方は避け、「何がいけなかったのか」を説明するようにし、肯定できる部分はしっかりと誉めてあげましょう。

 

なるべく興奮させすぎない


日中、興奮しすぎたり疲れすぎたりすると症状が出やすくなります。

新しい友達と遊んだり、普段あまり接しない人と長時間いたりすることが興奮や疲れの原因になることもあります。興奮させすぎないように配慮することも大事ですが、子どもの成長にとっては必要なこともあるので、症状が出たときに「今日は興奮しすぎたかもしれないな」と考えると、子どもと症状のことをより深く理解できるようになります。

 

薬の力を借りることも考慮に入れる


夜驚症は、一時的に症状が出ただけでおさまってしまうケースもあれば、数ヶ月、あるいは数年間継続する場合もあり個人差が大きいです。長く続いている場合でも、成長とともに症状はおさまっていきますので、辛抱強く見守ってあげることが大切です。

しかしながら、階段から落ちそうになったり、道路に飛び出してしまうなどの危険行為がみられる場合は、漢方薬など薬の力を借りるという手段もあります。症状が悪化した場合には医師に相談し、柔軟に対処しましょう。

 

夜響症は、子どももケアする家族も症状がおさまるまでは大変ですが、休めるときにはしっかり休むようにして、家族全員で見守っていく体勢を作っていきましょう。

 

まとめ

夜驚症の原因を知って、子どもを適切にケアする7つの方法
・ 無理に行動をとめない
・ 生活のリズムを整える
・ 睡眠の環境を整える
・ コミュニケーションを大切にする
・ 叱り方に気をつける
・ なるべく興奮させすぎない
・ 薬の力を借りることも考慮に入れる


この記事が気に入ったら「いいね!」してね

 

この記事を友だちにシェアしよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

  1. 睡眠不足症候群の放置は危険!影響や症状、8つの解消法 睡眠不足症候群の放置は危険!影響や症状、8つの解消法
  2. レム睡眠行動障害には質の良い睡眠が必要!改善のための方法 レム睡眠行動障害には質の良い睡眠が必要!改善のための方法

Facebok

PAGE TOP
Top